このユニークなブックエンドは、ただ本を支えるだけでなく、その凸凹の形状が遊び心を演出し、どんな空間にも機能的な要素を加えます。サイズ感によっては、身体の一部をより詳細に観察することができ、ホームデコレーションとしても一際目を引く存在となっています。
ゼイネップとコンスタンティノス・パラデイソポウロスによってデザインされたこれらのブックエンドは、光と影、凸と凹といった「二元的な概念」を表現しています。現代の美的傾向に対する遊び心あふれるタッチは、美と美学に関する社会規範についての対話を促します。
製作には3Dプリンターを用いてプロトタイプや型が作られ、110 x 125 x 160 mmの寸法で実現されました。さまざまな色が用意されており、セットの交換可能性を通じてカスタマイズが可能です。これにより、本のコレクションの美的魅力を高めるだけでなく、創造的な表現のキャンバスとしても機能します。
このプロジェクトは2021年に開始され、同年末に完成しました。彼らのデザインは、A'デザインアワードの装飾品および家庭用品デザイン部門で2024年にブロンズを受賞しました。この賞は、経験と創造性を証明する優れたデザインに授与され、芸術、科学、デザイン、技術のベストプラクティスを組み込んでいることが評価されています。
特許申請番号は2021/004917、申請日は2021年4月15日です。彼らの作品は、私たちの生活の質を向上させ、より良い世界を作るための強い技術的および創造的スキルを示しています。
プロジェクトデザイナー: Kazoo Design
画像クレジット: Kazoo Design
プロジェクトチームのメンバー: Konstantinos Paradeisopoulos
Zeynep Önder Paradeisopoulos
プロジェクト名: Nose
プロジェクトのクライアント: Kazoo